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トピック 絹に関わる人 シルクデザイナー「加藤なぎさ」7

インタビューを通じて、素材としての絹のすばらしさをお伝えします。

シルクデザイナー・加藤なぎささんにお話を伺います。

第7回目は、「 今後のシルク商品のデザイン 」についてお聞きしました。

今後、シルクのどんな商品のデザインを考えていますか?

 

「私もこどももおじいちゃんも。」というコンセプトに基づいて、現在、誰もが使えるよう、製品のバリエーションを広げている段階です。試験的ではありますが、縫い目のないホールガーメント(3Dニット編み)で大人男女のスリープウェアを販売しています。また、今年の3月には新生児に特化し、現状よりも手軽にご購入いただける価格帯の製品シリーズの発表を予定しています。このことにより、シルクを知らない方にもまず手にとって、使っていただく機会を生み出したいと思っています。赤ちゃん肌着の種類やデザインは限られていますので、ロンパースであるとか、赤ちゃんの四季に合わせていろいろ使ってもらえるよう、アイテムを広げることも重要だと考えています。

また、肌トラブルで悩むもう少し大きいお子様用の肌着が欲しいという声も届くようになりました。全体(あらゆる世代の老若男女)に向けた製品を用意しながらも、子ども向けには、より先行したポジションを取っていきたいですね。

そうなんですね。 ありがとうございました。

次回は、「 シルク商品の普及には、どのようなアピールが有効か 」について伺います。

(更新予定 2 / 18)

【 株式会社エレグランス 代表取締役 加藤なぎさ 】

1979年8月8日生まれ・福岡県出身

大学卒業後、地元プロ野球球団のダンシングチームを経て、メーカー受付担当として従事。その後、マーケティン部広報担当として勤務。

結婚と同時に退職し、エプロンブランド「エレグランス」を立ち上げ、2013年法人化。現在は、中小企業・サービス業に向けた制服エプロンのオーダーメイドデザイン企画により、受注生産を伸ばしている。

2016年エプロン生産の過程で「洗濯機で洗えるシルク」に出会い、自身のアトピー経験からシルク製のベビー肌着を開発、「TAMAMONO」ブランドを発表。

現在では「はたらく人を元気にするオリジナルエプロンを広げる」「洗濯機で洗えるシルクインナーを肌着のスタンダードにする」ことを目指しております。

TAMAMONO HP  http://tamamono.co.jp

はたらく人をかがやく人に 業務用に特化したオーダーメイドユニフォームエプロンELEWORK     

HP https://elework.jp

かわいいエプロンエレグランスHP http://elegrance.com