
2020年11月11日
シリーズ和装の人たちシーズン2 加賀ゆびぬき講師・絹糸アクセサリー作家「千明 幸代」最終回
「和装の人たち シーズン2」の3人目は、加賀ゆびぬき講師で絹...
インタビューを通じて和装の着こなし方、素材として絹の素晴らしさ、日本の伝統についてお伝えして行きます。
前回に続き、多面体表現者・中村明日香さんにお話を伺います。
第4回目も、引き続き「OKAMEの活動」についてお聞きしました。
「OKAME」の活動は、どのようにひろげていったのですか?
「あたりの日」に何をするか、改めて考えてみました。そのとき、ふと、お正月過ぎのワークショップに取り入れたいと思っていた「福笑い」がイメージされたんです。昔ながらの遊び“福笑い”からヒントを得て、「おかめのお面をつけてやってみようかな」となんとなく思ったのが、そもそものきっかけでした。
「上野桜木あたり」は築80年になる古民家を再生した複合施設で、住宅のほか、個性溢れる店舗やレンタル可能なコミュニティースペースの茶室などもあり、風情ある昭和レトロな木造家屋や路地に魅了されます。
OKAMEはそこに神出鬼没に現れて、お客様と同じ目線で敷地内を散策したり、時にはお買い物をしたり、踊ったりしました。
お面からの視界と足元の石畳の関係で、踊りを取り入れるのは難しいですが、日常と非日常を行ったり来たりする感覚が面白く、また、OKAMEを見たお客様の反応が、十人十色全く異なるのも大変興味深いです。
座敷わらし的存在として、崩れることのない満面の笑顔をチャームポイントに「人と人、土地と土地を笑顔で繋ぐOKAME」を掲げて活動をしています。
ありがとうございました。
次回も、「OKAMEの活動」について、お話を伺います。
(更新予定 11 / 28)
【 中村明日香 (なかむらあすか)】
●プロフィール 多面体表現者®︎ 玉川大学文学部芸術学科卒業。 音楽一家に育つ。 持ち前の音感の良さを生かし、芝居と歌などの「声」と、洋舞から日舞、フラメンコ、即興、コンテンポラリーなどの様々な「ダンス」のテイストを織り混ぜた、独自の多面体表現で空間を紡ぎ生みだす唯一無二の〈多面体表現者〉。 自ら演じる表現活動に加え、舞台やWEB、CMなど様々な媒体の振付家としても活躍中。 近年では、和歌と幻舞・音楽とが融合した和装オペラ白河ジャパネスク能/オペラ『恋歌舞SO-MON』(主演・振付)や、「わたしらしく輝く」をテーマにしたプロジェクト『Aging Gracefully』のWEBサイトに関わる。他、よさこいや合唱の振付・演出などにも尽力する。