


シリーズ和装の人たちシーズン2 加賀ゆびぬき講師・絹糸アクセサリー作家「千明 幸代」4

シリーズ和装の人たちシーズン2 加賀ゆびぬき講師・絹糸アクセサリー作家「千明 幸代」3

インタビューを通じて和装の着こなし方、素材として絹の素晴らしさ、日本の伝統についてお伝えして行きます。
前回に続き、多面体表現者・中村明日香さんにお話を伺います。
第3回目は、「OKAMEの活動」についてお聞きしました。
2016年から展開されている「OKAME」の活動は、どういったものなのですか?
当時、腰痛が悪化してしまって、激しい表現活動はお休みせざるをえませんでした。そんな時こそ何か出来ないかと思い、当時NPOの企画でご一緒していた美術家の石川美和子さんに、「以前から、古民家でパフォーマンスやワークショップをやってみたかったのですが、どこかご存知ですか?一緒にやりませんか?」と聞いてみたところ、台東区にある「上野桜木あたり」という古民家複合施設をご紹介くださいました。
日本には四季があり、日本人は古来から“自然”と共に生活してきたことに着目し、古き良き日本の建造物で月ごとに違うテーマのワークショップをやってみたいと思い、石川さんは美術担当、私はボディーワーク担当で「和と季節を感じるワークショップ」をすぐに企画しました。
毎月、「あたりの日」という縁日のような企画があって、全国各地の野菜やアート作品などが売られたりしているのですが、「明日香さんも何かやりませんか?」と石川さんが仰ってくださったので、ワークショップで登場させる予定だった、プラスチックの“おかめ”のお面を付けてパフォーマンスしてみようかなと思いついたのが“OKAME”の活動を始めるきっかけでした。
ありがとうございました。
次回も、「OKAMEの活動」について、お話を伺います。
(更新予定 11 / 21)
【 中村明日香 (なかむらあすか)】
●プロフィール 多面体表現者®︎ 玉川大学文学部芸術学科卒業。 音楽一家に育つ。 持ち前の音感の良さを生かし、芝居と歌などの「声」と、洋舞から日舞、フラメンコ、即興、コンテンポラリーなどの様々な「ダンス」のテイストを織り混ぜた、独自の多面体表現で空間を紡ぎ生みだす唯一無二の〈多面体表現者〉。 自ら演じる表現活動に加え、舞台やWEB、CMなど様々な媒体の振付家としても活躍中。 近年では、和歌と幻舞・音楽とが融合した和装オペラ白河ジャパネスク能/オペラ『恋歌舞SO-MON』(主演・振付)や、「わたしらしく輝く」をテーマにしたプロジェクト『Aging Gracefully』のWEBサイトに関わる。他、よさこいや合唱の振付・演出などにも尽力する。