
2020年11月11日
シリーズ和装の人たちシーズン2 加賀ゆびぬき講師・絹糸アクセサリー作家「千明 幸代」最終回
「和装の人たち シーズン2」の3人目は、加賀ゆびぬき講師で絹...
インタビューを通じて和装の着こなし方、素材として絹の素晴らしさ、日本の伝統についてお伝えして行きます。
前回に続き、多面体表現者・中村明日香さんにお話を伺います。
第2回目は、「和装との関わり」についてお聞きしました。
中村さんと和装との関わりは?
学生時代に習っていた日本舞踊も影響して、和装で踊る事や和の表現にとても関心があります。自分の活動としては、古民家などで神出鬼没する「OKAME(おかめ)」の活動で襦袢(じゅばん)をアレンジして着たりというのが主です。
そのほか、作品によって和物の時には着物までいかなくとも和風にコーディネートしたりします。高級な素材を使った衣装は質感や肌触りがやはり違いますから、小物や道具として使用する時も。
ダンス要素が入る日頃の活動は、動きも激しいですし、何を表現するかにもよりますが、動きやすい衣装を見繕っています。
絹を衣装として着る機会は今まであまりなかったのですが、近年は衣装の一部が絹だったりご縁があります。
日本の素晴らしい文化伝統や自然、歴史にも触れながら、和装の魅力と和の表現を生かし多面を“つなげていきたい”という強い思いがあります。
ダンスの時も和装との関わりをつなげていくと言うのも素敵ですね。ありがとうございました。
次回は、「 おかめの活動 」について、お話を伺います。
(更新予定 11 / 14)
【 中村明日香 (なかむらあすか)】
●プロフィール 多面体表現者®︎ 玉川大学文学部芸術学科卒業。 音楽一家に育つ。 持ち前の音感の良さを生かし、芝居と歌などの「声」と、洋舞から日舞、フラメンコ、即興、コンテンポラリーなどの様々な「ダンス」のテイストを織り混ぜた、独自の多面体表現で空間を紡ぎ生みだす唯一無二の〈多面体表現者〉。 自ら演じる表現活動に加え、舞台やWEB、CMなど様々な媒体の振付家としても活躍中。 近年では、和歌と幻舞・音楽とが融合した和装オペラ白河ジャパネスク能/オペラ『恋歌舞SO-MON』(主演・振付)や、「わたしらしく輝く」をテーマにしたプロジェクト『Aging Gracefully』のWEBサイトに関わる。他、よさこいや合唱の振付・演出などにも尽力する。