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シリーズ和装の人たち コーチ「小堤明子」最終回

インタビューを通じて和装の着こなし方、素材として絹の素晴らしさ、日本の伝統についてお伝えして行きます。
前回に続き、コーチ・小堤明子さんにお話を伺います。

最終回は、「 皆さんにお伝えしたいこと 」についてお聞きしました。

それでは最後に、皆さんに伝えたいメッセージをお願いいたします。

皆さん、「着物は大変そうだ」「着物を着ていく場所がない」ということで、「私には無理!」と思われている方が多いようですが、私もまったく着ていなかったところから、 一歩ずつ 経験を重ねて着られるようになったので、まずは「着たい人は着てみましょう」とお勧めしたいですね。

また、コーチとして、「先に自分はこうありたいと決めてしまえば、実際にそうなれるんですよ」という事例としてお話しすることもあります。いろんな方とお話をしていると、「やりたいことはあるんですけど、でも、できないんです」と決めつけてしまっている方が多いので、「それは自分が決めているだけで、本当はできるんですよ」ということをお伝えしたいのです。それがコーチの役割ですから……。

着物をきっかけにすれば話は弾むし、絹は本当に肌触りがいいし、まさに着物には大きなパワーがあるように思います。“職人さんが作る着物”がなくならないように願っています。

メッセージをありがとうございました。

次回からは、多面体表現者「 中村明日香さん 」のお話をご紹介します。
(更新予定 10 / 31)

【小堤 明子(こづつみ あきこ)】

●プロフィール 慶應義塾大学理工学研究科卒業後、精密機器メーカーに勤務。 2013年、17年間務めた会社を退職。 同年から、陸前高田応援団という名前で岩手県陸前高田市の東日本大震災からの復興を応援している。 2014年、コーチングで自らの人生が大きく変わる経験をし、2016年プロコーチとなる。 2017年、プロコーチ養成講座「2017年度下期 苫米地英人アカデミー」修了。 現在、プロコーチとして、セミナー講師、お茶会、パーソナルセッション等を行っている。

ホームページ:https://coaching.kozutsumiakiko.com/profile/