


シリーズ和装の人たちシーズン2 加賀ゆびぬき講師・絹糸アクセサリー作家「千明 幸代」4

シリーズ和装の人たちシーズン2 加賀ゆびぬき講師・絹糸アクセサリー作家「千明 幸代」3

インタビューを通じて和装の着こなし方、素材として絹の素晴らしさ、日本の伝統についてお伝えして行きます。
前回に続き、コーチ・小堤明子さんにお話を伺います。
第7回目は、「 着物へのこだわり 」についてお聞きしました。
着物に対して、何かこだわりはお持ちですか?
もともと、洋服に対してのこだわりがないので、着物に対してもありません。 逆に、こだわりがなかったので、祖母が残してくれた着物などを着て、すんなりと洋服から着物へ移行できたのではないかと思います。
日常使っているかばんなども、合うと思えば、洋服のときだけでなく着物のときにも持ったりしています。草履(ぞうり)にもこだわりません。履きやすくて足が痛くならなければ問題ないと思っています。しきたりがあって発展してきた文化ですので、シーンによって着る着物が決まっています。意外と難しいルールがありますので、もう少しこの辺りが自由であれば、着物を着る人も増えるのではないかなと思います。
着物は、着たいと思ったら着てみればいいと思うんです。現在は、作り帯などもありますので、そのような物も利用して、着物を洋服の感覚で着てみてほしいですね。私も、できるだけ気軽に着られるやり方で着ていきたいと思っています。
着物の着方が、さらに簡略化されるといいですね。ありがとうございました。
次回は、「 学校教育における蚕のはなし 」についてお聞きします。
(更新予定 10 / 17)
【小堤 明子(こづつみ あきこ)】
●プロフィール 慶應義塾大学理工学研究科卒業後、精密機器メーカーに勤務。 2013年、17年間務めた会社を退職。 同年から、陸前高田応援団という名前で岩手県陸前高田市の東日本大震災からの復興を応援している。 2014年、コーチングで自らの人生が大きく変わる経験をし、2016年プロコーチとなる。 2017年、プロコーチ養成講座「2017年度下期 苫米地英人アカデミー」修了。 現在、プロコーチとして、セミナー講師、お茶会、パーソナルセッション等を行っている。