
2020年11月11日
シリーズ和装の人たちシーズン2 加賀ゆびぬき講師・絹糸アクセサリー作家「千明 幸代」最終回
「和装の人たち シーズン2」の3人目は、加賀ゆびぬき講師で絹...
前回に続き、和装イメージコンサルタント・上杉惠理子さんのお話をご紹介します。
今回は、生徒さんの年齢層と習うきっかけについてお聞きします。
生徒さんの年齢層は? また、どんなきっかけで習い始める方が多いのでしょうか?
生徒の年齢層は幅広いです。その中でもいちばん多い年齢層は、30代後半から40代の方ですね。習い始めるきっかけは、「おばあちゃんの着物が着たいので……」と言われる方が多いです。
60代ぐらいの方ですと、お母さんが勝手に作った着物という理由などで、あまり着たくないらしいのです。でも、一世代違うと変わってくるんですよね。好みも、お母さんよりおばあちゃんと合うというのが、半分くらいの方の理由になります。
それ以外の方は、「和の物はすてきよね」とか「いつか着物を着たいな」というのがきっかけですね。私は、メールマガジンを発行しているのですが、生徒さんは、かなり読み込んできてくださいます。3年間読んで、来てくださった方もいます。
私のところ普通の着付け教室ではないということを、皆さん理解してくれているので、やりやすいですね。
お母さんよりおばあちゃんと好みが合うというのがおもしろいですね。ありがとうございました。
次回は、「 生徒さんの変化 」について、伺います。
(更新予定 9/10)
【上杉惠理子】
『和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜』主宰。日本初の和装イメージコンサルタント。ぽっちゃり体型と黒い服ばかり着るファッションセンスの無さという外見コンプレックスを、きもので解消し、きものの魅力にのめり込む。ひとりひとりの魅力を引き出す最強の自己表現ツールとして、きものの選び方やコーディネート、着方などを提案している。