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シリーズ:和装の人たち 和装コンサルタント 「上杉惠理子」 6

前回に続き、和装イメージコンサルタント・上杉惠理子さんのお話をご紹介します。

今回は、 以前のお仕事について伺いました。

和装イメージコンサルタントの前は、どのようなお仕事をされていたのですか?

もともとは営業がやりたくて、リゾート運営会社に入社したのですが、マーケティング担当になりました。そこには6年弱、在籍していました。 2014~15年ごろ、「“私だから伝えられること”があるかもしれない」ということで、思い切って起業しました。

それまでアイデアがなかなか浮かばなかったんですが、イメージコンサルタントの和装版はまだ誰もやっていなかったので、「これだ!」と。着物は、趣味で休日に着てはいましたが、仕事になるとは思ってもいませんでした。

実際、仕事をしてみると、会社で働いていたときのマーケティングのノウハウがすごく役に立ちました。営業は、先方にアポイントを取ってから出向きますが、マーケティングは、お客さんに自分のことを知ってもらって、最終的に商品を買いたいと思ってもらうというところまで導線を引いていきます。ただ、時間はかかりますけどね。私の場合は、半年で結果が出ました。でも、続けていくのは、山あり谷ありですね。

マーケティングが、今のお仕事のベースになっているのですね。
ありがとうございました。


次回は、「 生徒さんの年齢層と習うきっかけ 」について、伺います。
(更新予定 9/3)

【上杉惠理子】

『和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜』主宰。日本初の和装イメージコンサルタント。ぽっちゃり体型と黒い服ばかり着るファッションセンスの無さという外見コンプレックスを、きもので解消し、きものの魅力にのめり込む。ひとりひとりの魅力を引き出す最強の自己表現ツールとして、きものの選び方やコーディネート、着方などを提案している。

https://kimono-strategy.com/