純国産宝絹

シルクのある生活

日本人にとって古くから馴染みのある「絹」。時代の移り変わりとともに、着物から日用雑貨まで、絹はさまざまなものに姿を変え、私たちの生活のそばにあります。そんな純国産絹を使った商品をご紹介いたします。

2017.06.7 UPDATE


第8回 生涯修行の心意気が生み出す丹精の帯締「龍工房」
   

その締め心地、その色で
江戸流の粋を支える職人技

1962年創業の組紐の製造卸、日本橋・龍工房。装いを美しく整え、主張しすぎることのない粋な色遣いできもの姿を仕上げる江戸流の帯締めは、きもの愛好家の皆さんに 根強い 評価を得ています。


祖父の代より数えて現在三代目を受け継ぐのは社長、福田隆さん。「手写し」の職人技の世界に自ら志願して飛び込みその技術を体得する一方、 染織研究家、故・山辺知行氏の多摩美術大の研究室に書生として入り、日本の紋様の成り立ちを学ぶなど、長きに渡り組紐の世界に魅了され、良き品づくりへの研鑽を重ねています 。

奥深い組紐の世界をより多くの人に届けたい

また、後継者育成にも熱心で、 自ら考案したメソッドで、甥・茂樹さんや次男の隆太さんとともに全国百貨店等での組紐ミサンガのワークショップを開いたり、日常にも組紐の装いを取り入れられるよう、組紐ブレスレット(東京都指定伝統工芸品)の販売を開始するなど、次世代の組紐づくりへの挑戦を続けています。 これら龍工房の組紐は、すべて天然素材により染められます。そのこだわりの色彩と、締め心地を支えるのが、純国産、養蚕農家から直接仕入れる絹糸です。組紐づくりに欠かせない組台の上板の部分を鏡と呼ぶそうですが、そのいわれは組む人の気持ちがここにすべて現れるから、と言います。まさに、職人のこころが一糸、一糸に込められた、伝統の物づくり。その挑戦は日々、続いています。

純国産手織りマフラー

製造国:日本

素 材:絹100%

製造元:龍工房

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